「育休中、子どもが昼寝している2時間をもっと有効に使いたい」
「育休給付金だけじゃ家計が厳しい。何か稼げないか」
育休を3回取得した僕も、最初の育休でまったく同じことを考えていた。外資系投資銀行の給与から育休給付金(手取りの約67%)に切り替わったとき、「このままじゃまずい」と感じたのが正直なところだ。
この記事では、育休中に実際に取り組んだ・調べた副業を7つ紹介する。単なる「副業リスト」ではなく、育休というライフステージに本当に合うか、会社や給付金への影響はどうか、という視点で選んでいる。
この記事でわかること
- 育休中でも副業は法律上OK(ただし条件あり)
- 育休中に向いている副業7選と具体的な始め方
- 育休給付金・会社へのバレを防ぐための注意点
育休中の副業は問題ない?まず確認すべきこと
結論から言う。法律上、育休中の副業は禁止されていない。育児・介護休業法には副業禁止の規定はなく、あくまで各会社の就業規則の問題だ。
ただし3点だけ事前に確認しておいてほしい。
① 就業規則を確認する:副業禁止の会社はまだ多い。就業規則に「許可なく他の業務に従事することを禁ずる」といった文言があれば、申請が必要な場合がある。
② 育休給付金への影響を理解する:育休中に「就労」と見なされる副業をすると、育休給付金が減額・不支給になる可能性がある。具体的には、育休前の1ヶ月の所定労働日数の8割を超える日数で働いた場合に不支給となる。週に10日以下、かつ月80時間以下を目安にしておくと安全だ。
③ 年間20万円超は確定申告が必要:副業収入が年間20万円を超えたら確定申告が必要になる。育休明けの年収に合算されるため、税率が上がるケースもある。事前に計算しておくこと。
育休中のおすすめ副業7選
① ブログ・アフィリエイト(僕が実際にやっていること)
このブログ「ENFAZA」がまさにそれだ。育休中に始めて、今では不動産投資・育休・FIRE関連の情報を発信しながら、アフィリエイト収益を積み上げている。
初期費用はサーバー代+ドメイン代で年間1〜2万円程度。子どもの昼寝中に1〜2記事書けば、半年後から検索流入が生まれ始める。「就労」と見なされにくい(雇用関係がない)ため、育休給付金への影響も低い。ただし収益化まで6ヶ月〜1年の時間がかかる点は正直に言っておく。
向いている人:文章を書くのが苦ではない人・特定分野の専門知識がある人(育休パパ・不動産・金融など)
② Webライティング・記事執筆
クラウドワークスやランサーズで記事執筆の仕事を受ける。文字単価0.5〜3円が相場で、慣れると月3〜5万円は稼げる。雇用契約ではなく業務委託なので、育休給付金への影響は比較的小さい(ただし勤務日数・時間の管理は必要)。
東大・外銀という専門背景があれば、金融・投資・法律系の高単価案件(文字単価2〜5円)を狙える。最初の1〜2ヶ月はポートフォリオ作りと思って低単価でも実績を積もう。
③ スキル販売・コンサルティング
ストアカやCoacheeなどのプラットフォームで、自分の専門知識をセミナー・個別相談として販売する方法だ。金融・M&A・不動産・育休取得のノウハウなど、サラリーマンが「当たり前に持っている知識」は、一般の人には価値が高い。
僕の場合、宅建士×外銀という経歴で「不動産投資の始め方相談」を月に数件受けることができた。1回60分・1〜3万円設定でも需要はある。子どもが寝た夜の時間だけで完結できるのが育休中には向いている。
④ 動画編集
YouTube・TikTok市場の拡大に伴い、動画編集者の需要は高い。クラウドワークスでの相場は1本5,000〜3万円。Premiere ProやDaVinci Resolveを習得するのに1〜2ヶ月かかるが、一度スキルを身につければ単価が上がりやすい副業だ。
育休中は「育児の合間に少しずつ学習 → 副業開始」のステップが取りやすい。パソコン1台で完結し、時間の融通が利くのが育休中には合っている。
⑤ Webデザイン・LP制作
ランディングページ(LP)や名刺・バナーのデザイン制作。FigmaやCanvaを使えばノーコードでも始められる。1案件5万〜30万円と単価が高く、育休中に1〜2件取れれば給付金の補填として十分だ。
デザインのセンスよりも「クライアントの要望を整理してアウトプットに落とす能力」が重要で、外銀でプレゼン資料を大量に作ってきた経験が意外と活きる。
⑥ 資産運用・投資(副業というより資産形成)
厳密には「副業」ではなく「資産運用」だが、育休中に本格的に向き合う価値が最も高いのがこれだ。僕自身、1回目の育休中に不動産投資を本格化させ、今では6物件・年間家賃収入約3,000万円という状況を作れた。
株式・ETF・不動産・債券など選択肢は多いが、サラリーマンに向いているのは「手間が少なく・長期で資産が積み上がるもの」だ。インデックス投資(月5〜10万円の積立)と不動産投資の組み合わせが、僕が実際に選んだ答えだ。
⑦ ハンドメイド・物販(メルカリ・minne)
手芸・アクセサリー・育児グッズの制作販売。初期投資が少なく、子どもとの時間を楽しみながら収益化できる。月1〜5万円が現実的な目安で、「大きく稼ぐ」というより「家計の足しにする」感覚で取り組む人が多い。
メルカリで不用品を売るところから始めると、販売の感覚・梱包・評価管理のノウハウが身につき、ハンドメイド販売へのステップアップがスムーズだ。
副業選びの3つのポイント
① 「時間の融通が利く」を最優先にする:育休中は子どものペースが最優先だ。決まった時間に稼働しなければいけないシフト制の仕事や、締め切りが毎日ある仕事は向かない。自分のペースで進められる業務委託・ストック型の副業が相性が良い。
② 「育休明けにも続けられる」かを考える:育休が終わって復職したあと、副業を継続するかどうかも設計しておく。僕はブログを育休明けも続けているが、週5〜10時間で運営できるストック型だから両立できている。
③ 「時間を売るより資産を作る」副業を選ぶ:ライティングや動画編集は「時間→お金」の交換だ。ブログや不動産は「時間→資産」の積み上げになる。外銀で「資本効率」を叩き込まれた身としては、どちらが賢いかは明白だ。
育休中の副業、3つの注意点
① 育休給付金の「就労日数」に注意:ハローワークに報告が必要な「就労日数」は、1ヶ月の所定労働日数の8割以下に抑える必要がある。フリーランス・業務委託の場合も、実態として「毎日働いている」と判断されると給付金が止まるリスクがある。月10日・80時間を目安に管理しよう。
② 会社の就業規則を確認・申請する:副業禁止の会社では、育休中でも就業規則が適用される。申請なしに副業して発覚した場合、懲戒処分のリスクがある。不安なら人事に「副業の定義の確認」という形で問い合わせるか、完全にバレにくい投資・ブログから始めるのが賢明だ。
③ 年間20万円超は確定申告を忘れずに:副業収入が年20万円を超えた場合、翌年3月に確定申告が必要だ。育休給付金は非課税だが、副業収入は課税対象。経費(通信費・書籍代・PC代など)をしっかり記録しておくと、納税額を抑えられる。
育休給付金がいくらもらえるか事前に計算しておきたい方は育休給付金の計算方法と受給条件【2026年版】へ。育休を会社にいつ・どう伝えるか悩んでいる方は男性育休はいつまでに会社に言うべきかも参考にしてほしい。
まとめ:育休中の副業は「将来の資産づくり」の観点で選ぶ
育休中の副業7選をまとめると、こうなる。
- 今すぐ稼ぎたい:Webライティング・スキル販売・動画編集
- 中長期で資産を積みたい:ブログ・不動産投資・株式投資
- 小さく始めたい:メルカリ物販・ハンドメイド
育休という時間は、「子どもとの時間」であると同時に、「自分の人生を再設計できる唯一の長期休暇」でもある。僕はこの時間に不動産投資を本格化させ、今では副業収入・家賃収入合わせて会社の給与を超える収入源を作れた。
時間を「消費」するのではなく「投資」に使ってほしい。
育休中の資産形成、次のステップへ
副業で稼いだお金をどう増やすか。育休中に不動産投資を始めたい方には、AI物件選定×アプリ一元管理のRENOSYが参考になる。外銀出身の僕が実際に担当者と面談して評価した内容を、別記事でまとめている。

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